社内SEのより良い生活研究日誌

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職務経歴書をテンプレート通り書いても書類選考通過しない理由

皆様社内SE中途採用、転職に限らず転職活動で一番最初の関門は職務経歴書だと思います。でもこの職務経歴書って一体何に使われているかご存知ですか?

そりゃー採用活動でしょ!ってことなんですけど、この職務経歴書が持つ非常に重要な意味を書いていきますね。

 

 

 

1.職務経歴書は足切り材料

皆さんご存知かもしれないですが、転職エージェントを使った転職活動は、必ずしも希望の企業につないでくれる訳ではありません。ここで言うつなぐとは、エージェント経由で応募するということです。

あまりにも職務経歴書が合っていないとその時点でエージェント内の書類審査で落ちます。これは内定とった転職エージェントがこっそり教えてくれたので、そのエージェントではそういうことで、すべての転職エージェントがそうとは限りませんし、今は違うかもしれません。でもまず第一関門として、エージェント内のフィルターがあるということは覚えていてください。

 

2.中途採用したい企業で職務経歴書はどう扱われる?

ある程度人気があるポジションや、企業では応募先企業の募集部門、例えば社内SEを探している、情報システム部門だったりの、担当課長、部長にはダイレクトに渡されません。コレは私の会社も曲がりなりに一部上場なのでわかることですが、「一度人事部」を通ります。

これは非常に重要です。担当の部長、課長が「中途採用したい」と人事部に伝えて、「人事部」から「エージェント」に「こういう人を採用したい」と伝わります。

なので、エージェントのフィルターを通過しても、いきなり社内システム部門等の、実務部門にはわたりません。

コレこそが職務経歴書が持つ重要性なのです。

 

 

3.じゃ職務経歴書はどう書くべきなのか?

非常にベタな結論になるのですが、とにかく以下のことに注意することです

1)わかりやすく

2)具体的に

3)アピールする

おそらくここまでお読みの皆様は既にお気づきだと思うのですが、この「わかりやすく」「具体的に」職務経歴書で「アピールする」アピール先は応募先企業の人事部です!

 

どういうことか一言でいうと、あなたの担当している実務(たとえは社内システムとか)を全く知らない人が見てもわかる内容にすべきです。

 

4.職務経歴書の回覧経路まとめ

ざっくりまとめると図のようなイメージになります。

まずはエージェント内の選考がありますね。これはエージェントとしてもあまりにも的外れな人は企業に紹介できないので致し方ないとはいえ、応募者からするとたまったもんじゃありません。せめて企業につないでくれよ!って思います。

で、めでたく企業までいくと、今度は中途採用、新卒採用ともに責任がある人事部に回覧されて、内容を吟味されます。この時点ではまだ募集部門、例えばシステム部門等にはいきません。

人事部内でフィルターした結果ようやくたどり着くのが採用したいと思っている部門です。

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エージェント内の足切りが一番ブラックボックス。職務経歴書は非常に重要です。

職務経歴書の書き方のヒント

実務を知らない人に、いくら「ネットワークを早くするために、ベンダーと交渉して〜」とか書いてもピンときません。

じゃあなぜネットワークを早くする努力をしたのか、その背景から書くとすばらしい結果になります。

とにかくシステムの技術的なアピールは、しても良いですけどわかりやすく書いた方が良いです。

 

何度も言いますけど、応募先企業でまず職務経歴書をチェックするのは人事部です。

実務担当者じゃありません。

コレを忘れないことです。

 

 

職務経歴書の自己PR欄に書くべきこと3つ

 

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書類選考を通過する志望動機のサンプル

以下は激戦の本田技研の書類選考を通過した際のサンプルについてです。

本田技研に限らず他の企業でも同じ内容で通過できる! 

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