社内SEのより良い生活研究日誌

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転職スカウトメールの真の目的3つと信頼出来るエージェントの紹介

転職エージェントから、「○○様限定のスカウトです!」とか、

「XX株式会社から○○様へ、スカウトが届いております。こんにちは!XX株式会社の取締役ZZです」

 

みたいないわゆる「転職スカウトメール」がよく来ますよね。

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転職スカウトメールの疑問

でも、この「転職スカウトメール」を受け取った人は、一度は疑問に思うはずです。

 

「コレって本当に、あのXX株式会社が、自分を採用したいと思っているのか?」

今回はその辺りを検証してみたいと思います。

 

「転職スカウトメール」の内容

大体こんな感じですよね。

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転職スカウトメールと、エージェントからのメールの違い

こっちが転職エージェントからのメールです。

何が違うかわかりますか?

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もうお分かりですよね。前述の「スカウトメール」と、転職エージェントからの「求人紹介メールの違い」は、当然ですけど、「差出人」が違います。

 

「スカウトメール」は差出人が「募集企業の担当者」なのに対して、「転職エージェントのメール」は当然、エージェントからのメールになります。

 

転職スカウトメールを受け取った心境

私も上記の違いがあることに気づき、転職活動を始めた頃は「やった!あのXX株式会社からスカウトがきた!」と思っていました。そう、過去形です。

 

でも段々と疑問に思ってきたんですよね。「コレって本当にあの企業の担当者が贈ってるのかな?」「大量の求職者に対して、本当にそんなことできるか?」

 

よく考えてみてください。いくら人手不足だからって、企業の担当者が転職希望者のレジメを一件一件サーチして、欲しい人へメッセージ出すんでしょうか?

 

「人不足」だからこそ、「転職エージェント」を使って求人を出しているはずです。

 

何故求人企業の人事は転職エージェントを使うのか

ここで一度、企業の中途採用担当者が何故転職エージェントを使うかを考えてみましょう。

 

企業も中途採用者募集の情報をHPに出してたりします。でもHPに出している情報と、エージェントに登録されている情報は違います。

 

何が違うかというと、企業HPでは、募集していない人を、転職エージェントでは募集しています。

 

コレって何が違うかって言うと、企業HPで募集している人っていうのは、その企業で採用する力がある人って言うことだと思います。

 

転職エージェントにしか掲載されていない、いわゆる「非公開求人」は、突発的に発生した欠員への対応や、じっくりと選びたい人、自社HPだけでは応募が見込めないので、エージェントを使って広く応募者を募りたい求人になってきます。

 

ここが採用企業は矛盾しているのですが、

「応募は広く募りたい。でも一人一人面接している時間はない」ということなんです。

 

ということはどうなるかって言うと、「転職エージェントさん、こういう人欲しいから、募集して。で、いい人いたら紹介して。お金は採用したら払う」

ということなんですよね。

 

転職スカウトとは何なのか

じゃ、ここで本題に戻って、「転職スカウトメール」って何のためにあるの?って言うことです。

 

企業側としては、ということはどうなるかって言うと、「転職エージェントさん、こういう人欲しいから、募集して。で、いい人いたら紹介して。お金は採用したら払う」

 

というスタンスで、転職エージェントからの紹介を待つ訳です。でスカウトは主に以下の3パターンがあると思います。

 

パターン1:フィルタリングを強化して採用候補者を絞り込み

 

パターン2:フィルタリングを緩くして、採用候補者を呼び込む

 

パターン3:転職エージェントがエサとしてスカウトを利用する

 

 パターン1:フィルタリングを強化して採用候補者を絞り込む

これはわかりやすいと思うんですけど、転職エージェントは、転職させるのが仕事ですから、結構幅広く候補者を選択して、「求人紹介メール」見たいなモノを出します。

 

そうすると、幅広い候補者にお知らせは届くんですけど、効率は落ちると思います。

 

そこで、「転職スカウトメール」というかたちでメールを出してみます。

 

すると、「転職スカウトメール」の特徴として、「特定の企業の担当者」から「特定の転職活動している人、求職者」へメールを出せます。

 

それに対して反応してきた「転職活動している人」は、少なくともその企業に興味があり、働いてみたいと思っている人ということになります。

 

つまり、求人を出している企業からすると、「興味がある人」を絞り込んだ上で採用活動まで持って来れるので、「中途採用希望者のフィルタリング」が容易になります。

 

「転職スカウトメール経由」と「エージェントからの求人紹介メール」どちらを介して応募してきた人が、採用しやすいかと言えば、「転職スカウトメール経由」となる訳です。

 

パターン2:フィルタリングを緩くして、採用候補者を呼び込む

これは意外かもしれませんが、「転職スカウトメール」は採用候補者を「広く」探すためにも使われています。

 

例えば社内SEで転職希望をしている私に、突然「介護関連企業」からのスカウトメールが来たりします。

 

これは、「転職エージェントの求人紹介メール」は、転職エージェントからもらいますから、エージェントに登録している求職者の希望以外の紹介はし辛いですよね?

 

私も転職エージェントから突然、希望とは違う介護関連の求人紹介をもらったら、転職エージェントの信頼を失います。

 

でも、採用希望の企業からの「スカウトメール」であれば、抵抗なく受け入れることが出来ます。

 

つまり、あまり応募がない「採用希望企業」が緩いフィルタリング(例えば年齢、性別等)をもとに、「転職スカウトメール」を送ることで、採用候補者、応募希望者を広く集めるためにも使われているのです。

 

パターン3:転職エージェントがエサとしてスカウトを利用

これはまぁ推測なんですけど、明らかに私には不相応というか、ホンマかいなという大企業、有名企業からのスカウトがきたりします。

 

大体そういうスカウトの詳細を見ていくと、選考フローとして、応募→エージェント面談→書類選考−>該当企業との面接 というフローになっています。

 

これはですね、2番目のエージェントとの面談をしたいために、エサとして有名企業のスカウトを使っていると思われます。

 

このスカウトは大体が、エージェントに登録はしたけどコンサルタントと面談はしてない、レジメを登録してないとか、そういうときにやってきます。

  

転職スカウトは役に立たないか?

上記まで読んで頂くと、「転職スカウト」がいかなる目的で出されているかわかったのではないでしょうか?

 

共通しているのは「フィルタリング」です。

人気がある企業、職種の場合は、「転職希望者のフィルタリングを「強化」」することで、応募者を絞り込み、採用にかかるコストを削減しようとします。

 

反対に、あまり応募者がないような企業は、「転職希望者のフィルタリングを緩く」することで、転職エージェントに登録している中途採用希望者の中から、候補者を広く募集することが出来ます。

 

もしかしたら突然介護業界に興味がわいたり、スカウトがきた企業に興味を持ってくれるかもしれない、ということを期待しているんですよね。

 

転職スカウトの活用方法

ということは、転職エージェントに登録して、突然、転職エージェントに登録している希望条件と違うスカウトがきた場合(上記のパターン2)、

 

その企業は「本当に人を求めている、採用に苦戦している企業」ということになります。

 

もしも今まで興味がない業界、職種でも、そのスカウトメールを読んで興味がわいたのなら、応募してみるのも良いでしょう。

 

おそらく書類選考や面接の通過率は高いはずです。

 

反対に、転職エージェントに登録している希望通りの職種、業界からスカウトメールが来た場合(パターン1)は、

 

その企業のフィルタリングにかかった(例えば年齢や、経験システム等)ということですので、それはそれで書類選考の確率は上がると思います。

 

パターン3だなと感じたら、それは転職エージェントから「面談してくだい!」「レジメ登録してください!」というメッセージだと受け取りましょう。

 

なので、パターン1、2のケースを見極めて、応募すれば転職希望のあなたの選考通過確率は上がるし、エージェントも採用されればおかねになるし、募集企業も採用できてハッピーという訳です。 

 

信頼できるエージェントとは?

 大手エージェントはこういった、「スカウトを語ったフィルタリング」をする等多少ずるい手も使ってきます。

それは大手ゆえなのですが、そういったエージェントは何となく信頼できないなぁという方もいると思います。

そんなあなたに2つのエージェントを紹介します。

東京都が実施している就職支援

まず、東京都内で目指すなら、「東京都」が「公共事業」として行っている就職支援サービスもあります。

 

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コレは大手だと「転職させよう」という方向に持っていきますが、こちらは公共事業なので、より「求職者」に寄り添ったサービスです。

 

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社内SE特化エージェントのご紹介

上記のように、関係のないスカウトメールへの対応(読んだり消したりするだけでも大変ですよね)をしたくないのであれば、社内SEに特化したエージェントもあります。

 

リクルートやDODAほど有名ではないのですが、特化型エージェントなので、ご希望の内容に近い求人が紹介されます。是非一度お試しを。

 

 

 皆様の転職活動応援してますよ!