社内SEって本当に楽なのシリーズ。楽の代名詞で某掲示板では言われたりしますが、楽な面も辛い面もあります。当たり前です。今回は社内SEの仕事の一端を感じて頂ければと思い、実際に感じていることを、前回
からもう少し掘り下げてみまっす。
社内SEはサボると人間サンドバッグになる
社内SEの仕事はある意味「怒られること」という側面があります。怒っているユーザをなだめすかして、一体何に怒っているのかを掘り下げます。これがなかなか手間です。何のこっちゃという方もいると思うので具体的なシチュエーションを書いてみます。
1)とあるシステムの変更依頼を受ける
2)外注に丸投げ
3)ユーザテスト実施
4)本番稼動
5)なんじゃこりゃ!!!
6)この○○!!つかえない!何だこのシステムは!前の方がいい!
これが典型的な社内SEが仕事をさぼった結果発生する出来事です。こうなると人間サンドボックスです!もうユーザにボロカスに言われて、平謝りするしかありません。謝りながら不具合内容を把握して、ユーザの怒りが収まったところで外注さんを呼んで、外注さんに不具合を説明します。
社内SEの重要な役割
つまり、外注さんのミスをすべてかぶるのが社内SEの仕事です。その後不具合の責任をなすり付け合う泥試合があるのですが、それは別の話。
では、人間サンドボックスにならないためには、どうすれば良かったのでしょうか?
聡明な皆さんはもうお分かりかと思います。
社内SEの理想像
2)の丸投げをやめることです。しっかりと要件を聞いて理解して、外注さんに仕様を伝えるべきです。
丸投げをやめるにはしっかりと、業務を理解する!これですよね!
社内SEの現実
とは言ってもいちいち関わっていられない!ということもあります。そんなときは、3)のユーザテストに介入すべきですね。ここでユーザテストの内容をしっかりレビューして、何が出来ていて、何が出来ていないのかを見るべきです。
大体ユーザ側にも責任ありますから。
社内SEの夢
とは言ってもユーザテストしたんだから、ユーザの責任だろ!と言い放つ。それが出来たらどんなにいいことか。一つテがあるとしたら、変更内容について、着手前に合意とったらいいんですよね〜。一つのテクニック〜。参考にしてみてくださいね!
というわけで社内SEを目指すかたに、少しは伝わったでしょうか。SIERさんとは違うんですよ!ということで、転職活動する皆様応援してます!