私自らの転職ははっきり言って、失敗と言えます。転職した結果、家族と過ごす時間は減り、海外駐在のリスクにおびえながら過ごしています。
今回は私がそんな失敗をなぜしたのか、引きずりながら過ごすうちに、あの時転職を迷っていた自分に投げかけたい質問が浮かんだのでシェアします。
転職に迷う自分への質問
以下会話形式で。今の自分「今」と転職に迷ってた過去の自分「過」の会話です。
過: 「なんだか転職するべきなのかどうかわからなくなってきた。転職エージェントは次々と電話やメールで求人紹介してくるけどさ。イマイチどれもやりたいことじゃ無いっていうか…」
今:「そうかー。今転職について、【失敗したくない】、【成功させてやる!】どちらの気持ちが大きいの?」
過:「何故そんなことを聞くの?転職に【失敗したくない】に決まっているじゃないか
今:「何故失敗したくないの?」
過:「今よりも年収が落ちたら嫌だし、今よりもいやな人がいたら嫌だし、失敗してまた転職したらかっこわるいし」
今:「そうだよね。失敗したくないよね。転職って人生の大きい決断だよね。」
過:「そうだよ!転職はすごい決断なんだ!それに向かっている俺はすごく大変なんだ!誰か助けてよ!この悩み聞いてくれよ!」
今:「うんうん。わかるよ。でも君の【失敗したくない】理由は、【今ある物を失いたくない】気持ちからきているようだね。失うことを恐れているのに、自らそれを失おうとしているように思う。」
過:「でも転職したら、年収も上がるし、人間関係も改善されるし、やりたいこともできるよ!だから挑戦するべきなんだ!一生一社で過ごすなんて古いんだ!そんな人能力がないんだ!」
今:「うーん、それは誰がいった言葉なのかな?君が本当に考えていることなのかな?転職関連業者や、転職エージェントがいっている言葉をそのまま言っているように聞こえるよ。本当に転職することが、今の悩みを解決してくれるんだろうか。転職して年収が上がったり、人間関係が良くなった人を知っているかい?もしかしたら逆に悪くなった人の方が多いかもしれない。残業も増えるかもしれない。」
過:「うう。。。なんでそんな迷わせること言うんだよー。転職したいんだよー。」
今:「だから【何故転職したいんだろうか?】考えてるかい?」
過:「だからそれはさっきも言った通り・・・」
今:「さっき言った通りであれば、君は転職をしない方がいい。なぜならば、君は【転職で失われる物ばかりに目がいっている】転職で【得られるもの】よりも、転職で【失うこと】を恐れているうちは、転職をしない方が良い。」
今:「なぜならば、失うことを恐れているということは、現状にそれなりに満足しているってことだろう?失うことは誰でも怖い。でも本当に転職するべきタイミングにある人は、【今持っているものを失う】よりも【転職で獲得できるもの】にフォーカスしているはずだよ」
過:「でもよく意識高い人が現状に満足するな!コンフォートゾーンをぬけろ!っていってるしさ・・・・」
今:「君は何となく、自分の能力に自信があって、今の会社以外の選択肢があると思っている。でもその能力をくれたのは今の会社だ。他の会社に行ったら通用しないスキルだ。」
過: 「【だからこそ転職するんだ!】今いる会社だっていつまであるとは限らない。そしたら一社だけに勤めていることは危険だ!」
今: 「本当にそうかな?【どこへ行っても通用するスキル】を身につけなれば!と思っているかもしれない。でも、【どこへ行っても通用するスキル】なんて幻想だよ」
過 「じゃーさ、もし転職の応募者が全く同じ能力で、一人は一社にずっと勤めていた人、もう一人は渡り歩いていた人だったらどっちとるの?」
今 「一社にずっといた人だね。一社の中で磨かれたってことは、少なくとも、その会社から今まで要らないとは言われて無いはず。つまり一定の能力はあるだろうと思うね。あとは実際に会わないとだけど。性格とかもあるし。」
過:「そうか…一社でずっと働いていても能力は評価されるのか…。もしかしたらそうかもしれない。でもここまで転職活動してきたし、書類選考通過している有名企業もあるし、転職をあきらめきれないよ」
今:「有名企業にはいりたいというのはわかる。でも【なぜその会社に入りたいのか】を真剣に考えた方が良いね。」
過 「う…それは、安定してるし有名だし…」
今:「そもそも、仕事を何のためにするのか?を真剣に考えた方が良い。仕事は生きていくために重要だ。毎月の食費、光熱費、住居費、教育費、その他諸々を払うには仕事をして賃金を得なければならない。では何のためにそれらの費用を払うのか?」
過:「生活するため」
今:「そう。もっと言うと幸せに生活するためだろう?」
過:「うん」
今:「今君は幸せかい?」
過:「幸せじゃない」
今:「それは何故?」
過:「転職しようか迷っているから。」
今:「じゃあ、もし転職しようか迷っていなかったら?きみが幸せに生活するために何か欠けているかい?君自身が、広告に踊らされて転職を考えた、そのために悩んでいるだけだ!」
過:「あ・・・。」
今:「そういうこと。もう一度頭を白紙にしてよく考えるんだ。一体何が大切なのかを」
いかがでしたでしょうか?長くなったので以下に簡単にまとめておきます。
転職を失敗しないためのまとめ
・転職を【失敗したくない】、【成功させてやる】どちらの気持ちが大きいですか?この質問に対して…
転職を【失敗したくない】を選んだ場合のアドバイス
【失敗したくない】気持ちが強ければ、それは一度立ち止まってみるべき、かも知れませんね。
私は過去の自分がこの質問を受けていたら、転職を辞めていたと思います。どうしようもない話ですが、真剣に転職エージェントのいう「市場価値」という言葉に踊らされていました。そんなことで踊っても、得をするのはエージェントだけだというのに・・・。
立ち止まるのには旅行が一番!ということで、旅行関連リンクを探したので、下に置いておきます。
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転職を【成功させたい】を選んだ場合のアドバイス
迷わずに進んだ方が良いでしょう。
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