皆さん、やりたいことありますか?
やりたいこと探しの1つ、転職活動ってすごく疲れますよね?私はすごく疲れました。しかも私の場合、一度内定辞退して、さらに一年うだうだうだうだ悩みに悩んで、転職活動再開→転職→転職を後悔という経験をしているので、転職活動の苦労ってなんだったんだ・・・と思うこともしばしばです。
今回はタイトルで結論がでていますが、転職活動中にもやもやしていた「やりたいこと」とは?転職活動中に気づけば良かったやりたいこととは?
というお話です。
私が転職活動を始めたきっかけ
転職活動を始めるきっかけって、色々あると思います。今の職場のセクハラ、パワハラ、長時間労働等、いわゆる「ブラック」企業でもう続けられない!というもの、あるいは、キャリアアップ含め、「やりたいこと」がありそれに向かって突き進むもの。
私の場合は、後者「やりたいこと」を目指して(むしろやりたいことを探すために?)転職活動を始めました。
転職活動始めた当時、私は「社会貢献したい」「世の中のためになる仕事がしたい」という今振り返ると分けのわからない理由で転職活動を開始しました。学生時代からボランティアとかに興味があったりして、国際的な社会貢献、例えば赤十字とか、NGOとかに憧れていました。
実際転職活動でも、国際NGO等もみましたし、書類も出して応募したりしました。でもNGOやNPOの壁は高く、書類ではじかれる日々でした。
でも何で一生懸命そんなことしてたかって言うと、自分のやりたいことは「社会貢献だ」という思い込みがあったんです。いや、思い込みたかったというか、正確にいうと、
俺が転職するからには、今よりもすごいことをやらなければならない
というよくわからない呪いを自分にかけていたんですよね。はたしてそんな状態で本当に「やりたいこと」が見つかるのでしょうか?
見つかりません。その理由も書いていきます。
転職活動始めた結果
転職活動初めて、転職エージェントに行って、くだんの「社会貢献がしたい云々〜」とエージェントに話した結果、なんかエージェントは困った顔をしています。
「おや?エージェントはこういうやりたいことを探すための、悩み相談に乗ってくれるんじゃないの?」
若かった私はそう思いました。
でもまーそれはエージェントの仕事を勘違いしてた自分のオカド違いな願望だったんですけどね。その辺は⬇️の記事達に譲ります。
エージェントからの紹介は結局今と同じ「社内SE」だったんですよね。別企業の。で、そこでNGOとか目指すならエージェント経由じゃだめだ!と思って直接応募したりしたんですけど、やっぱりダメで。
でも、「社会貢献したい!」と口ではいいつつも、なんかしっくりきていない自分もいて。一体そのしっくりこない感じは何なんだ?みたいなことをずっと思ってたんですよね。
ずーーーーーーーっとしっくりこないまま、転職活動して、ある超優良医療機器メーカーに内定もらったんですよ。ここを選んだのは、医療を通じて社会に貢献したいみたいな思いを「無理矢理自分のなかに作り出して」志望動機かいて、その志望動機を熱く語ったら、最終面接まで行っちゃって、内定しました。
でもずーーーーーーーーーーーっとしっくりこないままだったので、一回内定辞退したんですね。
今思うと「何やってんだばかーーーー!!」って感じなんですけども、それくらいずーーーーーーっとしっくりこないまま内定も辞退しちゃいました。だから一回転職活動を辞めたんですよね。その後1年後に再開するわけですが・・・。ホント馬鹿だなぁ…。
ここまでの結論(なぜやりたいことがみつからないのか?)
俺が転職するからには、今よりもすごいことをやらなければならない
という呪いをかけ、
「無理矢理自分のなかに作り出した」
志望動機で転職活動をしても全くうまく行かない。いや「当たり前だろ!」というツッコミが入りそうなんですけど、そういうことなんですよ。
意外とこの「当たり前」のことに気づいていないまま、転職活動始めちゃう人っているんじゃないかなー(もわもわもわ)と思ってこのブログ書いてるんですけどね。
そうでもない?
じゃ結局「やりたいこと」ってなんだったの?
これに気づいたのって結局転職して一年くらいったったときだったなー。あくまでも私の「やりたいこと」ってこれだったんだ!って気づいたということで、やりたいことの内容はみんながこの通りとは思っていません。
ここで書きたいのは、上記のような状態では本当の「やりたいこと」が見えなくなってますよーって言うことです。
そんな私がやりたかったこと、、、それは、、、、
「家族とのんびり楽しく暮らしたい!」
えー!まじかよ!
俺が転職するからには、今よりもすごいことをやらなければならない
とか思ってたのに、やりたいことってそんなことかよー!!とツッコミが入ると思いますけど、そうだったんですよね!
家族とのんびり暮らせればそれでいいやー!
と認めたとたんに、すべてが楽になりましたね。
「今よりもすごいこと」を無理矢理「やりたいこと」にしなくていいんだー、のんびり暮らすためには何をすれば良いか考えて生きよう!と、ある意味自分への呪いが解けました。
いやー、「家族とのんびり楽しく暮らしたい!」
だったら、前職の方が仕事も楽でゆるゆるで、前職のほうがよかったなー!!と思います。だから僕はそういう後悔をしてほしくなくてこのブログを書いています。
だから、そういう思いが根底にあったんで、一回超優良医療機器メーカーの内定を辞退しちゃったんだなー、、今思うと。
だって転職したらのんびり過ごせないもんね。
ホント、無駄なことをしていたなー。
どうやってやりたいことに気付いたか?
私の場合、気付くのに時間がかかりました。なんのかんので結局転職して一年くらいはプロジェクトで忙しいのが続いて、プロジェクトが終わってフッと時間が出来たんですね。
で、ふっと家族も出かけたので一人でプチ旅行的なことをしてたんですね。ほんとに電車に乗って、東京湾を眺めるみたいな。
でふっと「家族がいないと寂しいなー」と思ってる自分に気づいたんですよね。そこで「あ、やりたいことってもしかして「家族と過ごす」ってことなのかもしれない」
と気づきました。もちろん俺が転職するからには、今よりもすごいことをやらなければならないがあったので、「家族と過ごすこと」が自分の「やりたいこと」って認めるのは辛かったんですけど、一回認めちゃうと、「あーそういうことだったの。やりたいことって仕事じゃなくてもいいのかも」というある意味楽になったというか、そんな感じがしました。
そうやって一回認めちゃうと、「家族と楽しく過ごすこと」を念頭に仕事をするようになりました。すると「早く帰りたいなー」「これは明日でもいーやー」と、丁度今はやりの「働き方改革」的な考えに自然となっていって。
働き方改革も、こーゆーこともっとアピールすればいいのにーと思います。
そんなに俺は仕事好きじゃないって、でも生活のためには賃金必要だし、仕方なく働いてるんだよ。だからこそ生活を守るためには一生懸命働く必要があるんだって。みんな認めちゃえばいーのになー(もわもわ)
今回はそんなもわもわした感じで終わります。
もわもわしたままっていうのも大事だと思うので。
転職活動応援しています。